浮気調査アプリは違法!?GPSを使った正しいセルフ浮気調査
夫や妻の浮気を調べたいと思ってインターネットで情報を収集していると、さまざまな浮気調査アプリがあることがわかってきます。
こういったアプリではGPSを使って浮気現場を突き止めたり、さらには通話履歴を盗み見たりできるような恐ろしいものも存在しますが、これらは果たして合法的に使えるものなのでしょうか。
今回は浮気調査アプリに隠された罠を解説していきます。
浮気調査アプリでできること
浮気調査アプリを使うとどんな事がわかるのでしょうか。
- 相手の位置情報(現在と過去)
- 通話履歴
- SNSのメッセージ
- 画像や動画の確認
- カメラを強制的に起動
- 周りの音声を録音
このように、浮気をしていたら一発でそれがわかってしまう機能がいくつも備わっています。
有名なアプリだと「ケルベロス」や「Prey Anti Theft」などがあり、もともとは盗難防止を目的としたアプリです。
このようなアプリさえあれば簡単に浮気調査できそうですが、ちょっと待ってください!
なにも考えずに浮気調査アプリを使うと大変なことになってしまうかもしれません。
浮気調査アプリの注意点
無料のアプリを使えばお金がかからないので、とてもお手軽な浮気調査方法ですが、その手軽さの裏には様々なリスクが存在しています。
はじめに記載しておきますが、本記事はアプリでの浮気調査を勧めるものではありません。
浮気調査アプリを使ったセルフ調査は自己責任で行ってください。
まずインストールが必要
浮気調査アプリを使う大前提として、相手のスマホにアプリをインストールする必要があります。ほとんどの人がスマホにロックが掛かっているので、まずはそのロックを解除しなくてはなりません。
バレるリスクもある
相手のスマホにインストールするわけですから、当然気づかれてしまうこともあります。
実際に「ケルベロス」レビューを見てみると、多くの人がインストールされていたことに気づいているようです。
逮捕された事例もある
このような浮気調査アプリを勝手にインストールして使用したりすると、不正アクセス禁止法違反やプライバシー侵害などになる可能性があります。
例え夫婦であっても同様で、実際に2014年に奥さんのスマホにこのようなことをしたとして夫が逮捕されています。
セルフ調査するならGPSで
浮気調査アプリにはとんでもないリスクが隠されていることがわかりました。どんなに浮気を確かめたくても、このようなアプリは使わないほうが得策でしょう。
浮気調査をするときはアプリではなくGPS発信機を使うことをオススメします。
GPS発信機なら違法にはなりませんし、車の下に仕掛けるタイプならバレることはほぼありません。(ただし他人に使うのはNGです)
あくまでもGPSだけなので写真や音声は撮(録)れませんが、スマホのGPSより圧倒的に高性能で、位置の履歴は裁判にも提出できます。
これから浮気調査しようと考えている方は、GPSを使った浮気調査の方法だけでもご覧になってみてはいかがでしょうか。
